暗いとこにいることのほうが多い #39 1/19-1/25, 2025

 今週は気がついたら土曜日を迎えていた。
 データの現像と文章作成と撮影が交互にやってくる感じで、モードを切り替えながらこなしていると時間が立つのが早かった。
 同じことをずっとやっている週よりも、違うことばかりやっている週のほうが体感時間はかなり早くなる。

 にしても、頭の切り替えというかモードの切替にはどうしても時間の犠牲がつきもので、仕事は割と巻で進められているのに、個人の作業の進捗はかなり悪く、精神的にはあまり良くない状況。


 今週の月曜日、Audibleで聞き終えた勢いでこんな感想の記事を書いた。記事というのも恥ずかしいくらいに、ただ思いつくままにキーボードを叩いたものだけど、直後に溢れ出ている感情をどうにか記録しておきたくて必死だった。

 結局すぐに紙の本を注文してすぐに入手した。

 自分の紙の本を読むスピードの遅さはかなりのもので、本はぼちぼち持っている割に読了率が非常に低いというあんまり良くない状態だけど、Audibleですべて読んだ(?)状態なので、この本はどこをめくってもどのシーンかすぐに分かる。
 だから、届いてしばらくは、適当に開いては「あーこのシーン。このシーンはこれがいいんだよなぁ。」と思いながちょっと読むを繰り返していた。これが結構楽しい。

 運転中のAudibleも、この作品のインパクトがでかすぎて、とりあえず2周目を聞き始めている。次はどの作品を聞くかを決められずにいる。

 この一穂ミチという作家さんの、情景などの描写の仕方がかなり好きで、すべて完全に脳みそにインプットしたいとまで思っている。
 「光のとこにいてね」の他にも「ツミデミック」「スモールワールズ」を購入済みで、しばらくはじわじわと読んでいきたいと思っている。


 今週火曜日は化粧品の商品撮影とイメージ撮影。
 もう何度も撮影しているけど、毎回撮影量が明らかに1日分に収まらない。今回も入り時間8時半、撤収21時過ぎと、13時間半の稼働。朝には撮影に必要な資材をピックアップもしに行かなければならず、稼働時間で言うと15時間ほどとなった。1日分のギャラでここまで動かされる図太さに、毎回メンタルを削られる。

 商品撮影は、光沢のボトルのため、本来は映り込みなどに配慮が必要だが、時間が100%足りないのと、費用の問題でその辺りは仕方ないものとしていかせてもらった。

 イメージ撮影については、普段自然光が入るハウススタジオで撮ることが多いけど、今回はライティングで行くと言うことだったので、ある程度自然光も意識したライティングを組んだ。
 キーライトとしてはシモテ側ちょっと後方から、傘カマにアンブレラを直で、ちょっと硬めの軽く雲のかかった日差しな感じ。
 それだけだと固すぎるのと、いかにもライトを当てただけと言う感じになってしまうため、カサよりもカメラ側に大きいユポ枠を置き、さらに小枠越しに1灯。こちらは徹底的にディフューズすることで、環境光をイメージ。光の漏れもあまりカットせず全体に回すことで、壁や天井のバウンスでさらに全体的な環境光も意識する。
 ライティングとしては、ほぼ一発決めで全て置いたけどかなり良い完成度だった。
 最近は、空間の光と、撮影対象に当てる光を、別だけど同じみたいな考え方で意識的に軸はズラして作ることが多いが、これがなかなか良くて、良い感じにリアルな空間が作れるし、生っぽさも生じにくい。


 金曜日は工業系の製品撮影。
 基本的には1アングルで、一発セッティングを組んだらあとは、撮るだけみたいな感じ。かっちりした工業製品は、いかに質感を出すかが勝負みたいな感じだけど、そう言うふうに質感をしっかり出すライティングは得意だし楽しい。


 土曜日には、いつも受けているギターのレッスンをオンラインで受けた。なんでオンラインかというと、先生が今カナダにいるため。
 遅延とか音声の途切れがあったけど、なんか面白いなと思った。このドアの向こうは全然知らない異国というのが実感沸かない感じが面白い。
 あと、オンラインだと、自分の環境で受けるため、メモとか資料見たりとかがしやすかったり、すぐに復習やノートまとめができるのはいいなと思った。
 まぁでも、楽器だし、やはり対面の方がいいかな。


 そんな感じで、今週もとりあえず物語を読みたい書きたいの欲を満たすべく足掻きつつ、仕事をいい感じにこなせるよう頑張るみたいな感じ。

 今週も皆様お疲れ様でした。


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